重みづけ成績処理システム②(国語のサンプルファイル)
最新版「3観点自動成績処理システム」を公開しました。
こちらの記事をごらんください。
こんばんは。
今はちょうど夏休みでまとまった時間があるので、書き進めたいと思います。
今回は、「重みづけ成績処理システム」の国語を例に説明します。
国語は5観点で一番観点数が多いですから。来年度から3観点に減るようですが、
減らすのは、非表示にすれば簡単です。
さてこれが、国語のサンプルです。
興味がある方は、右下のダウンロードボタンでダウンロードして使ってみてください。
一部サンプルデータを入れています。
★設定)
① シート「①国集計」が、1学期の集計ファイルです。
まずこのシートに観点を設定します。B4~B8セルに打ち込みます。
② シート「国素点①」が、1学期の素点入力ファイルです。1枚のシートに打ち込めます。
ア D列に名簿を入力します。全シートにリンクしています。
イ E3セルの重みは通常1.0です。(0.8などにもできます)
ウ E5にテスト名などを入れます。
エ E6に満点の点数を入れます。100でなくても構いません。素点は全て%に換算されます。
オ E7で、先ほど設定した観点を選択します。
カ あとは素点セルに入力していきます。
③ シート「①国集計」に結果が集まります。
ア A11,12に到達度を設定します。全シートにリンクします。
イ A14,15に順位を設定します。
ウ E,F列に到達度と順位がカラー文字、塗りつぶしで表示されるので、
G列で、◎、△を選択します。(◎満足、空白普通、△不十分)
>>>>>評価だけはあえて手動にしました。個人内評価を加味した絶対評価の観点から、
ここだけは、一人一人の子どもの状態をよく考えて印を打ってほしいと考えました。<<<<<
エ 印を打つと、右のAG4セルからの表に、横名簿に変換されて出力されていきます。
オ 水色のセル(評価領域)を、値のみコピーで各校の成績一覧表に貼り付けます。
(評定の数式判定は各校で違いがあると思うので、それに従います。)
④ 次学期に、印が残っていきます。
ア シート「②国集計」に1学期の結果をリンクしているので、2学期は参考にして印を打ちます。
このような感じのつくりになっています。
今回は国語をサンプルに説明しました。
全教科、行動がそろった「システム版」は、ベクターさんで紹介させていただいています。
システム版は、起点ファイルをつくり、全教科、行動のデータが1枚のシートに集まってくるようにしています。
全シート保護、解除の部分だけ、マクロを使っています。あとはこの程度の処理なら数式で十分対応できますね。
また、ご紹介させていただきますね。
●サンプルシートのまとめ
・素点を、1枚のシートで、観点別に重みを変えて集計できます。
・縦名簿を横名簿形式に即反映できます。
・評価は一人一人の子どもの状態を考え手入力、評定は客観的に数式で判定します。
・前の学期の結果を見ながら、今学期の評価の印を打てます。
では、また。