エクセルで楽々校務

学校現場で使えるエクセルファイルや小技の紹介をしています。掘り出し物があるかもしれません。あと、今までの実践での疑問点もつぶやきます。

【自作ソフト】総授業時数予測シート~7時間目はいつまでやればいいの?

コロナ渦の影響で、授業時数がかなり圧迫されています。

時数は足りなくてもいいようですが、わが校では1学期から週2回、4年生以上で、7時間目を実施しています。

2学期には運動会や宿泊学習、修学旅行などの行事も入ってきます。きつい(-_-;)

そもそも、7時間目を実施するということは、時数を確保したいからでしょう。

では、いつごろまで7時間目を続けたら時数は確保できるのでしょう・・・。

 ということで、マクロを使った時数予測シートをご紹介します。

例によって、自分の備忘録も兼ねて。

 

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使い方は、

①A4セルに西暦を打ち込む。(これは万年カレンダーです。ずっと使えます。)

②N9~S13セルに基本週間時数を打ち込む。

③N6~S6セルに行事の時数を打ち込む。(これは可変です。)

(実行済みという言葉を削除して)緑のマクロ実行ボタンを押す。

  ・土日以外に●(授業日)が入ります。

  ・基本週間時数が入ります。

休業日の●を手動で消します。

⑥緑ボタンの下の青マクロ実行ボタン(実行済みという言葉を削除して)を押します。

  ・休業日にした週間時数が全部消せます。

⑦あとは、学校の実情で細部を手動調整します。

V5~AA5セルで余裕時数が分かります。

 

行事時数は可変なので、時数を確保するためには、行事を○時間にしないといけない

とかで数字を変えられます。

 

この試算だと、3年生の時数が厳しそうです。

すでに、4日間臨時休業日が入ったので、24時間はこの表よりマイナスです。

 

実際にコマを入れてみないと本当の過不足は分かりません。それも学年別に。

 

話を戻して、わが校では、2学期まで週2回7時間目を行うと、このような結果です。

足りないことはなさそうですが、ギリギリ。3年生は厳しいということが分かりました。

また、3学期まで7時間目を行う必要は、あまりないということも分かりました。

 

以上のようなことが予測できるエクセルブックです。

シートの数式記述やフィルターにもいろいろ工夫をしていますが、

説明していると長くなるので割愛します。使ってみれば便利さが分かると思います。

使えそうならどうぞ。

 

では、また(^^)/