連番を振るときはSUBTOTAL
はじめまして。オリオンと申します。
学校現場で使えるエクセルファイルや小技を紹介していきたいと思います。
私自身のこれまでの業務実績をここで整理したいとも考えています。どうぞよろしくお願いします。
まず、学校現場でエクセルを使う場合、書籍やネット上の情報をそのまま使うことはまずありません。少し、味付けをして使うと、より効果的に使えると思っています。
さて前置きが長くなりました。今回は、連番の振り方です。
学校ではいろいろな名簿を作ります。名簿がいっぱいあると、情報が混乱したり、何回も同じデータを打たなければなりません。
できれば名簿は一括管理したいものです。名簿を抽出するときに便利なのが、「オートフィルター」ですね。
このオートフィルター対策にご紹介するのが、関数「SUBTOTAL」です。
上のように、A2セルをクリックし、数式バーに、「 =SUBTOTAL(103,B$2:B2)+1-1 」と入力し、A2セルを下にフィルします。
この状態で、データ→オートフィルターをかけます。
こうしておくと、B1セルで1-2をフィルターで選択すると、
このように、選ばれたデータの連番が振られます。
フィルターを戻すと、普通の連番に戻ります。ちょっと便利かなと。
<参考>
まとめ
・SUBTOTALで103を選ぶ。(データ数をカウントするのが103)
・連番を振る列の”隣の列”のセルを絶対参照:相対参照で指定する。
・+1-1でフィルターを少し騙す。
以上です。数式でできにくいことは、VBAマクロを使った方法も今後ご紹介していきますね。
ではまた。