エクセルで楽々校務

学校現場で使えるエクセルファイルや小技の紹介をしています。掘り出し物があるかもしれません。あと、今までの実践での疑問点もつぶやきます。

条件付き書式:2列目を検索して1列目の色を入力セルの側に返す数式

マクロでやろうと思っていたんですが、条件付き書式でできたので、備忘録しておきます。

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やりたかったことは、1-1なら青、1-2なら黄色というように、入力するD1セルの方を、所属の色で塗りつぶすことでした。

 

 

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これを実現できた条件付き書式での数式は、D1セルをクリックして、

ホーム→条件付き書式→新しい書式ルール→数式を使用して・・・

で、次の数式を満たす・・・に、次の数式を入れて、書式ボタンで青塗りを選択してOKしました。

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=INDEX($B$9:$B$65,MATCH(D1,$C$9:$C$65,0),1)="青"

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赤部分の行位置をMatch関数で見つけて、それをIndex関数に入れて、B列で同じ行位置の値を返すという意味の数式になります。

普通は、D1セルが”青”なら、B列の該当行を青で全部塗りつぶすというパターンが多いと思うのですが、入力セルの側の色を変える逆パターンということで、備忘録しておきます(^-^;

 

数式の解説サイトや書籍もたくさんありますが、

一つ一つの手順ではなく、

数式の組み立てが分かると、自然に手順を覚える必然性が生まれて、

応用力につながっていく気がします。

 

数式にできること、できないことを見極めるためにも、数式の組み立てを理解することはとても大切なことだと私は思います。

 

では、また(^^)/