エクセルで楽々校務

学校現場で使えるエクセルファイルや小技の紹介をしています。掘り出し物があるかもしれません。あと、今までの実践での疑問点もつぶやきます。

ファイルサイズが異様に大きい時のダイエット方法

データが少ししかないのに、ファイルサイズが異様に大きいときは、

数式やマクロを組むときに、エクセルの最終行まで対象にしてしまった名残がある可能性があります。

そんなときは、

 

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①不必要な行のスタートを全選択します。

 

 

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Ctrlキー+Shiftキー+↓矢印キーを押します。

③右クリックで、「数式と値のクリアー」を押します。

 ※ ここで、「削除」を押しても見かけの行が減るだけでデータとしては削除されません。

 

以上で、ファイルサイズが正常にダイエットされます。

 

もう知っていたらごめんなさい。

 

では、また。

 

 

 

 

リンクを崩さずにファイルを大量生産する方法

さて、今回はこんな時に使える小技です。

【状況】

エクセルで通信簿ファイルを作りました。Aは学習の記録、Bは行動の記録のページです。AとBは互いにリンクしています。

このABのセットを全校クラス分作りたいのです。例えば、1-1Aと1-1B、1-2Aと1-2B・・・というように大量生産したいのです。

どのようにすればいいのでしょう。

【失敗例】

ファイルを開かずに、フォルダー上でAとBを選択してコピーしていきました。

・・・これをやると、多分リンクは崩れているはずです。

ファイルの名前を変えても、リンクは全部ABのままになります。あるいは、Aと1-1B、Aと1-2B・・・となるはずです。

【正しいやり方】

AとBを両方開きます。

②Aを「名前を付けて保存」で、「1-1A」にして保存します。

③Bを「名前を付けて保存」で、「1-1B」にして保存します。

これで、1-1のABセットができました。

同じように、1-1Aと1-1Bを開いたままで、

④ ②のやり方で「1-2A」にして保存。

⑤ ③のやり方で「1-2B」にして保存・・・・とやっていくと、リンクを崩さずに

ファイルを大量生産できます。

●まとめ

・リンクを崩さずにセットファイルをコピーしていくときは、両方のファイルを開いて、名前を付けて保存していく。

これで私は失敗した経験があるので、参考までに書きました。

では、また。

新開発の「e週案」の機能紹介

e週案の最新版です。7時間目、モジュール、単級、標準時数補正(令和2年7月23日ファイル差し替え予定)機能を追加しました。

exeladmin.hatenablog.com

 

さて、前年度の3学期から使い始めた新開発のエクセル週案を御紹介します。まずは全体像です。

教科名は大きめのリストから入力できます。

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次に、操作説明です。

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①まず教務さんが標準時数等を打ち込みます。できたエクセルファイルを皆さんに配付します。

これは自PCで動きます。ファイル名は自由に変えられます。

 

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②初期設定1~3を行います。

1は表題など表示に関わること。2は専科の受け持ちクラス。あ、この週案は学担、専科、特別支援学級全部いけます。

 

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③初期設定3は隠しシートになっています。基本時間割を先入れすることができるので、見込時数を予測できます。

これはかなり便利かと思います。書き込みには1秒かかりません。

 

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④これもなかなかな機能で、この表に書いた内容を、週案のコマに読み込めます。

特に、専科にはうれしいですね。

クラスによって進度がずれても、読込番号変えたら合わせられます。なお、直打ちの内容とも共存できます。

 

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⑤教科名、印(*)、通し時数カウントの3つの条件が揃うと読み込めます。

通し時数は、どこかの時間をクリックすると全コマ表示されます。これもかなり便利な機能で、

使いだすと手放せない機能です。

 

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⑥0.5コマも記入するので、印刷紙面で時数構成を確認できます。集計は0.5コマもカウントします。

数式をチマチマいじる必要はありません。残り時数もカウントされます。

あと、当然ですが、教科名は最初のスクショのように、リスト入力できます。かなり大きめに作っているので、目に優しいです。

・・・これは、私の目が見えにくくなったためです。

 

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【e-週案の操作説明書実物です】

 

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ダウンロードは、ベクターさんで行う予定ですのでまたお知らせします。

 

・・・別にしらせてくれんでもええよね・・・ただの自己満足です(笑)

 

では、また。