VBA: VBAの起動と便利な設定
【目次】
①開発タブを作る。
・エクセルを起動する。
・左上のメニュータブで、ファイル→オプション→リボンのユーザー設定→「開発」にチェックを入れて、OKをクリックします。
メニューに「開発」タブができました。ここから左のメニューでVBAのVisual Basic Editor画面(VBE) やマクロを確認できます。↓
②シートモジュールの書き方
思いついたマクロコードを書くのがシートモジュールです。現在のシートでしか実行できません。コード実行が限定される記述場所なので・・・私はあまり使いません。
・マクロを書きたいシートタブを右クリックする。
・「コードの表示」をクリックする。
ここに書きます。 sub ●●●( ) と End Sub の間に書きます。ためしに書く場所だと思っておいた方がいいです。正常に動いたら、「標準モジュール」に切り取って貼り付けます。(詳しくは③に書いています。)
③標準モジュールの書き方
「開発」タブから、Visual Basic をクリックします。
左カラムのプロジェクトで、VBAProjectを右クリック→挿入→「標準モジュール」をクリックします。
・すると、プロジェクトに、Module1が追加されます。
・右側のコード画面にコードを書いていきます。
・先ほどのシートモジュールは、全選択(CTRL+A)で、コピーしてここに移動させるようにします。
・標準モジュールに書くと、どのシートからもマクロを実行できます。
④ブックモジュール(ThisWorkbook)の書き方
私がよく使うのは、このブックモジュールです。
イベントとして背後で実行される「Private Sub」を書く時に、ここに書いておくと、すべてのシートで実行できます。修正もここだけでOKなので、非常に楽です。
例えば、
これは、セルの選択場所を変えたら、セルK6に「シートカウント〇」という文字を表示させるマクロです。Private Subは、ここに書いておくと全シートで実行できます。
⑤マクロを、ボタンに登録して実行する。
最後に、マクロをボタンに登録する方法です。
いつもメニュータブから実行していたのでは疲れます。私は図形のボタンに登録してマクロを実行させています。
ファイルメニューから、挿入→図→図形→四角形 をクリックし、適当な場所に描きます。
ボタン上で右クリックし、「マクロの登録」をクリックします。
登録したいマクロをクリックして、OKします。ここの選択肢に出てくるのは、Sub()で書かれたマクロです。Private Subは登録できません・・・背後で動くマクロなので。
・ボタンを押すとマクロを実行できるようになります。
・いろんなやり方があり、プロの方からはご批判もあると思いますが、このやり方が後々修正もしやすくて楽だと思います。
まずはやってみることですね。
プログラミングの醍醐味は、思い通りに動いた時ではないでしょうか。
失敗しながら、ああでもない、こうでもないを繰り返すことで、実力が養われます。
ネット上にもたくさん情報があるので、見てみたらいいと思います。
長文になりましたが、今日一番言いたかったことは、
コードを書く場所のうち、ThisWorkbook を上手に使うと、管理がすごく楽になる。
ということでした。
お盆ですね。
このブログを始めてちょうど1年になりました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
備忘録としても頑張ります( ´∀` )
では、また(^^)/