エクセルで楽々校務

学校現場で使えるエクセルファイルや小技の紹介をしています。掘り出し物があるかもしれません。あと、今までの実践での疑問点もつぶやきます。

電子出席簿(自動オートシェイプ縦線)e-出席簿

最新版e出席簿の内容はこちらです。ほとんどの例外ケースにも即対応できます。

exeladmin.hatenablog.com

 

 

昨年度から出席簿が電子化されました。

ところが、教育委員会から配付されたエクセルファイルは、計算は自動なのですが、

祝祭日、休日の赤縦線は、手動で引かないといけないものでした。

・・・これって電子化じゃなくて、ただの印刷費削減なだけじゃないか・・・

これまでは、冊子で各校に配られていました。

赤や黒の縦線を児童数分引けて、休日や祝祭日も自動で引ける出席簿が欲しい!

・・・改造しました。

もちろん、管理職に話しました。「是非、改造してください。」

理解のある頭の柔らかい管理職でよかったです。

どのように改造したかというと、

①まず、設定ファイルをつくり、祝祭日名や授業日設定、名簿は一括管理できるようにしました。

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e-出席簿設定ファイル

②入力と印刷ファイルを分けました。

入力はすべて入力ファイルから行います。欠席理由、停止・忌引き、編入学、月末児童数など、すべての情報を、ほぼ選択入力で記入できるようにしました。

リスト入力が大変好評です。もちろん、通信簿、指導要録にリンクできるように設定しました。

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e-出席簿の入力専用ファイル

③印刷専用ファイルでは、

ボタンを押すと、クラスの児童数分、赤や黒の縦線を自動で引けるようにしました。

備考欄には、インフルエンザや受検に備えて、40名分記入できるようにしました。

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e-出席簿の印刷専用自動罫線ファイル

こんな感じに改造したわけです。

このような縦線を引く出席簿なら、かなり労力が削られます。

 

これは売れるで!って同僚からも言われ、ちょっと嬉しい気分になっています。

時期が来たら、ベクターさんから「e-出席簿」として紹介したいとは思いますが、

まあ、知る人ぞ知るマイナーなソフトになりそうです (笑)

でも、かなり使えます。

 

では、また。